今日は、今月末に行く南米旅行の予習として、『インカ・マヤ・アステカ展』に行ってきました。
前から行こう行こうと思ってはいたのですが、なかなか2人ともがフリーで空いている土日がなく、旅行に行くギリギリの日程になってしまいました。
上野公園は、木陰でのんびりお昼寝している人もいたり、子供がワイワイと走り回っていたりで、相変わらずの人の多さでした。
その多さは、特別展も例外ではなく、インカ・マヤ・アステカ展は、入館まで40分待ち・・・。
今まで展示物を見に行って、待ったことがなかったので、遊園地なみの待ち時間にビックリc(>ω<)ゞ
暑い中、待って待って中に入ったら、ものすごい人、人、人。大混雑でした。
これだけの人がいる中で、じっくり見るのは結構忍耐のいる作業でしたが、一つ一つちゃんと見てきました。
場内は、熱帯雨林のマヤ文明、湖上のアステカ文明、天空のインカ文明の大きく3つに分かれていて、それぞれの特徴が比較しやすくなっています。
(日本だと、平安時代~室町時代ぐらいのようです。)
マヤ文明は、メキシコを中心とする熱帯雨林に2000年もの間、栄えた文明。
マヤの文字は、一つの文字が全て顔のようになっていて、その顔もちゃんと表情がありました。とてもユニークな顔をしています。
マヤ暦や、建造物などの優れた技術を持っていたのも特徴です。
アステカ文明は、メキシコやグアテマラを中心に湖上に栄えた文明。
特徴は、生きた人間の心臓を太陽の神に捧げる生贄の儀式です。
アステカ文明では、神が自己犠牲により「太陽」というものを与えてくれたため、その命の源である太陽を永遠のものにするには、今度は人間を生贄としなければならないという信仰のもとで、この儀式が行われていたようです。
また、アステカには聖なる「ワシの戦士」と「ジャガーの戦士」という軍団があり、それぞれがワシとジャガーの格好をしています。まさに着ぐるみを着ているようなイメージ。
インカ文明は、南北に広がるアンデス山脈を中心に栄えた文明。
高い山で分断された地域なので、もともとは80以上の民族が存在し、それぞれ言葉も生活も違っていました。これを統一するために、インカ道というのを作り、物資の輸送・交流が可能になりました。
7代目のインカ王は、「与えて豊かにする」をモットーにしていたため、人々が税金として穀倉に蓄えた産物は、病気の人や周囲の民族に、または作物があまり取れない時など、国民にふるまわれたのでした。インカの人々は豊かで、健康状態もほぼ完璧に近かったと言われています。
この文明に終止符を打ったのはスペイン人でした。
南米には、死者をミイラとして、生きていた時と同じように家の中に置いておく風習があったり、生贄として捧げられた子供がミイラとして土の中に埋められ、その土地を守っています。
この特別展では、実際にミイラも見ることができました。
本当に眠っている時と同じ。まったく同じ状態で残っているので、驚きです。
この時代の文明は、それぞれ異なる特徴があるのですが、共通する事は天文学の発達にあると思います。
人々は太陽の動きを観察し、種をまく日や収穫の時期を決めます。
ピラミッドのような建造物を東西南北より17度だけ傾けて造り、光と影の具合により、「ある日」にだけ蛇の模様が現れるように計算されていたり・・・。
今のようにコンピュータも、便利な機械もない時代に、こういうユニークな発想と、それを確実に造りあげる技術があったという事実は、驚き意外の何ものでもありません。
今回の展示では、本物を目にする事ができ、それぞれの文明の特徴も歴史もある程度分かった気がします。
彼らの技術や、宗教観、数々の信仰(ミイラや生贄など)は、もっと興味深くなりました。
また、壷や宝飾品の展示が多かっただけに、今回の展示では見られなかった遺跡群をますます現地へ行って見なければ!という思いが強くなりました。遺跡群の方がより謎が多そうな気がしてならないのです。
旅行まであと10日。楽しみがとまりません(→ܫ←)♡
実は、この展示を見に行く前に、「NHKスペシャル 失われた文明」のDVDを見て、予習前の予習をして行ったのですが、こちらも非常に興味深いものだったのでオススメです。
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