世界エイズデー
昨日、12月1日は世界エイズデー。
Yahoo!とか、いろんなところのトップページでレッドリボンがあったので、知っている人も多いかもしれませんね。
エイズは、今では死因の第3位になるぐらい、世界規模の病気です。
日本だって他人事ではないぐらい、急激に感染者数が増えているそうです。
大学の時、私が専攻していた学部では、世界の社会問題に関してのワークショップや座談会がありました。
その中の一環で、エイズの人達が集まるワークショップに行ったことがあります。
まだ発症していない人も、発症している人も、輪になってイスに座り、今日という1日はどういう事があって、幸せだった、とか、うれしかった、とか、そういう事を発表し合っていました。それに対して、他の人達が「よかったね」とか「がんばったね」とか返答します。
そして最後は、必ずハグで終了。
自分の事を話したり、人の話を聞いたり、そういう事で、自分の中の気持ちを整理し、最後のハグで人とのつながりの暖かさを心から感じているように見えました。
当時の私は、まだ20歳ぐらいだったのですが、その時に初めて、こういうワークショップを見学して、初めてHIV Positiveの人達と話す機会を持ちました。
遠いどこかの世界での出来事のように感じていて、危機感も全くありませんでした。
でも、ここで、とても身近に感じて、愛する人がいれば誰もが感染する可能性がある、という認識を持ちました。
人の食べかけのものを渡す時、その人が言った「AIDSじゃないから、安心して」っていう言葉。
私が、「AIDSはこういうことではうつらないんだよ」と言っても、「ふ~ん」で終わる。
安心って何だろ、どういう意味だろ、って思うと同時に、こういう間違った認識を持っている人もまだまだ多いんだな、って気づかされます。
「今、一番して欲しい事は、拒絶しないで手をつないでほしい、ハグしてほしい」
と言った、ワークショップに参加していた彼らの言葉が忘れられないんです。
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