2006/12/02

世界エイズデー

昨日、12月1日は世界エイズデー。
Yahoo!とか、いろんなところのトップページでレッドリボンがあったので、知っている人も多いかもしれませんね。

エイズは、今では死因の第3位になるぐらい、世界規模の病気です。
日本だって他人事ではないぐらい、急激に感染者数が増えているそうです。

大学の時、私が専攻していた学部では、世界の社会問題に関してのワークショップや座談会がありました。
その中の一環で、エイズの人達が集まるワークショップに行ったことがあります。
まだ発症していない人も、発症している人も、輪になってイスに座り、今日という1日はどういう事があって、幸せだった、とか、うれしかった、とか、そういう事を発表し合っていました。それに対して、他の人達が「よかったね」とか「がんばったね」とか返答します。

そして最後は、必ずハグで終了。

自分の事を話したり、人の話を聞いたり、そういう事で、自分の中の気持ちを整理し、最後のハグで人とのつながりの暖かさを心から感じているように見えました。

当時の私は、まだ20歳ぐらいだったのですが、その時に初めて、こういうワークショップを見学して、初めてHIV Positiveの人達と話す機会を持ちました。
遠いどこかの世界での出来事のように感じていて、危機感も全くありませんでした。
でも、ここで、とても身近に感じて、愛する人がいれば誰もが感染する可能性がある、という認識を持ちました。

人の食べかけのものを渡す時、その人が言った「AIDSじゃないから、安心して」っていう言葉。
私が、「AIDSはこういうことではうつらないんだよ」と言っても、「ふ~ん」で終わる。
安心って何だろ、どういう意味だろ、って思うと同時に、こういう間違った認識を持っている人もまだまだ多いんだな、って気づかされます。

「今、一番して欲しい事は、拒絶しないで手をつないでほしい、ハグしてほしい」
と言った、ワークショップに参加していた彼らの言葉が忘れられないんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/19

明日の映画公開

いよいよ明日、映画『ダ・ヴィンチ・コード』が公開です。

キャストも豪華で、原作も全世界で信じられないぐらい売れて、テレビでも連日ダ・ヴィンチについてスペシャル番組が目白押し。今まで、この映画の公開に合わせて、世界中が盛り上がっていたわけです。
それなのに、カンヌ国際映画祭のプレス試写用に上映されて酷評を受けた後、どうでしょうか・・・。

アメリカでソニー製品の不買運動までおきているし、バチカンでは映画を見ないように訴えているみたいだし、公開目前にして何だか今までの様子との変わりように、ちょっと戸惑ってしまいますね。
あんまり関係のない所にまで火の粉が飛んでる感じだし、どんな内容なのかは本が出版された時点で分かっていたはずなのに、と思うのは間違っているんでしょうか。

原作を紹介したブログ(←コチラ)にも書きましたが、この作品は、いろいろと欧米では物議もあるけれども、キリスト教徒ではない私だからこそ、文章を素直にそのまま受け取る事ができたんだと思います。
きっと、映画も同じ事なんだろうな、と思っていました。

結果は、確かにものすごい波紋を呼んでいますが、ここまでとは全然予想していませんでした。

映画はエンターテイメントの1つだから、とか、事実に基づいているにしてもフィクションであるのは当然だから、とかそういう一般的な話は理由にならないのかな。
宗教というのは、信者にとっては、その人を形成するすべてだから、受け入れられない事もあるのではないかな、と思います。
宗教論争は難しい。言論の自由も、宗教の自由も同居した場所に生活しているから、こういう難しい題材を扱った映画が公開された後は、必ず同じような反応があります。あって当然だと思います。

いろいろと賛否両論騒がれるのは、それだけ世間の注目度が高いという事ですよね。

私は公開されるのを楽しみにしていたので、当然見に行きます!
もう少し後になりそうですが。
そういう難しい話は抜きにして、原作はスリルたっぷりで、ページをめくる手が止まらないぐらい面白かったもーん(^^)

| | コメント (4) | トラックバック (0)