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2008/05/22

祖父のこと

私の祖父が106歳で他界してから、ちょうど7日目になりました。

母からの突然の電話に驚きましたが、その電話を受けた時には、まだ何となく冷静な自分がいました。
葬儀の時も、まだ信じられないという気持ちの方が大きかったのです。
だって、棺の中の祖父はちょっと微笑んでいて、目をつぶっているだけに見えるから。

火葬場へ向かう途中、遠回りにはなるけれど、剣道の師範だった祖父が大好きな道場の前を通って行くことになりました。
そこには、先生達だけではなく、生徒達やそのご両親達が大勢、道着を着て道路に並んで待っていてくれました。大きな優勝旗やカップをいくつも抱えて。

いろんな人が祖父のことを見送ってくれました。
葬儀が終わったら、まっすぐお家には帰らず、道場へ寄って、そこで道場葬。
なんとも祖父らしいと思いました。これが一番喜んだのではないかな。

祖父が始めた道場が、全国大会の常連であるということは、本当に私たちにとっても誇らしいことだし、祖父の信念がたくさん詰まったこの場所と意志を守り、さらに発展させていって欲しいです。
これが祖父の一番の願いだと思います。

生涯、ずっと教育に携わってきた祖父。がんばっている人が大好きでした。
オットーさんと祖父に会いに行った時、私たちに向かって「働いているなんて、いいなぁ。俺もまだまだ働きたい。社会の役に立ちたい」と言っていました。
その時は笑っていましたが、祖父の本当の願いだったのではないかな、と思います。

祖父はまったく固い頭の持ち主ではなく、とってもリベラル。
私が海外の大学へ進学した時も、何回もエアメールでやり取りをしたりしていました。そこに書いてある祖父の励ましの一言一言が、今は頭に残っていて、これから生活していく中で、今まで以上により大きな存在になると思います。

明治、大正、昭和、平成の106年間の長い月日を生き抜いてきた祖父と最期に握手をした時の、力強い手の感触は忘れません。

おじいちゃん、これからも私たちを叱咤激励しながら、見守っていてね。

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